京都寺社巡り


こんにちは。
しばらく間が空いてしまいましたが、いかがお過ごしですか。

私は、お盆休みの間に、京都へ。

移動前日までの予報では、「関東地方は夏も終わり、一方、関西は猛暑」となっていたので、普通の夏でも暑い京都は、厳しいかもなーと思いつつ…

実際行ってみると、関西でもかなり涼やかな日々を送ることができました。
毎日、曇りか雨or夕立…なのですけれど。

今回は、京都市の北エリアを中心に周りましたよ。
白峰神宮、清明神社、北野天満宮、大将軍八神社、鹿苑寺、龍安寺。
(時間があれば下鴨神社も行きたかったですが)

今回は娘がついてきたので、有名どころが多いです。
イメージとしては、水と雷系ネットワークのメンテナンス(?)になるのかなー。

一番最初に訪れたのは白峰神宮。
地主社に祀られる精大明神は蹴鞠の守護神とされており、その隣にある蹴鞠の碑に娘は興味心身で下が、私は、最近球技はおろかスポーツなどとんとやりませんしねー・・・

源為義・源為朝を祀る伴緒社は、武道・弓道上達に良いとありましたが、弓道やってみたいですけど、気持ちだけです。

隅っこに龍神も祀られていましたが、こちはら、んー・・・気持ちにヒットしません。

一番興味を引かれたのは、崇徳院の句碑でした。

百人一首で有名な、
「瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われても末に あはむとぞ思ふ」
のあの句です。

娘がそこの御朱印帳を所望しましたので、全然予備知識なしに行きましたが、白峰神宮というのは崇徳院に関係のある神社なのですね。(御朱印帳の裏にも和歌が書かれておりました)

明治天皇の時代に四国の白峰神社から崇徳天皇の御霊を京都へ帰還させるために創建されたのだとか。
(↑今調べた!)

そっか。それで紫宸殿にならって橘と桜が植えられていたのですね!

そして、命日は8月26日って、明日ですね・・・
そういえば、このところ崇徳院に関して目にすることが多かったのです。
この小旅行で絶対に外せなかったことも合わせて考えると、今回の寺社巡りの大きな目的の一つでありそうです。

清明神社では御朱印帳を頂きました。

五芒星の描かれたシンプルな御朱印帳です。
(旦那はしきりに、「イスラエルの・・・」とか言っていましたが、あっちは六芒星ですから!)

安倍晴明を祀ってあるとはいえ、あんまりここは「清明=パワフル陰陽師!」みたいなパワーが感じがしないのですけれど・・・なんというか、ハリボテ感があるというか、ゲーム用に特化された小型端末とか、そんな感じ。

行って、楽しむ、みたいな。
キライじゃないですけどね。

で、北野天満宮。
さすがに、菅原道真公が祀られているというのは存じ上げておりますよ。
鳥居のところまで来たことはあるけど、中に足を踏み入れるのは初めてです。

菅原道真といえば、崇徳院と並び、こちらも平安時代に怨念によって京に厄災をもたらしたとかいう、
そして、また、彼も讃岐にかかわりのあようで、シンクロですね。

ちょうど七夕祭の時期で、境内には五色の短冊の飾られた笹飾りがあちこちにあって、華やかな雰囲気です。
夜は、ライトアップもあるようです。

この時期限定の御朱印には、

ひこ星の行あひをまつかささぎの渡せる橋をわれにかさなむ

という和歌が書かれておりました。

また、土曜干しの季節でもありましたので、梅の甘酸っぱい香りが漂っています。

境内を流れる川では、御手洗川足つけ燈明神事が行われておりましたせっかくですので、私も。

ろうそくに火をともし、川の中を歩いて(禊の意味もあるのでしょうか)参拝をするのですよ。

北野天満宮から徒歩で行ける距離にありましたので、大将軍八神社にもちょっと立ち寄りました。
(迷子に、なりましたけれど)

大将軍だなんて、なんだかごつい名前ですが、大将軍というのは陰陽道の方位神のことだそうで。「八神社」は、陰陽道の暦神(八将神)を祀るところから来ており・・・まあ、一言でいえば、星読みや方位の神様です。
平安京造営の際、陰陽道に依り大内裏(御所)の北西角の天門に星神 「大将軍堂」を建て 方位の厄災を解除する社として創建されたのだそうです。

こちらの御朱印帳はうつくしい蒼い色に星座早見盤が描かれたデザイン。
各種お守りも、星や星座が描かれたかっこいいものが多かったです。

雨が降り始めた境内にはほかの参拝客はおらず、貸し切り状態。
年に一度は訪れたい、居心地のいい神社でした。

鹿苑寺と龍安寺は娘が行ってみたいというので、観光気分で立ち寄ることに。
向かいましょうかという頃に本格的にザーザー降りになり、靴の中までびしょびしょになりました。

鹿苑寺、拝観料をお支払いすると、入場券代わりにお札がいただけました。

  

どちらも有名な観光地というだけあって、お盆&雨なのに、結構な人でしたよー。

お盆の半日、京都寺社巡りを楽しみました。
とはいえ、神様や仏様の前に立っても、特にお願いごとはないので、ご挨拶して手を合わせるだけですけれどね。


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