荒磯波あり



年始にマクラメブレスレットをアップしてから、先週末まで、ずっと、バタバタしていました。

大きな変化の波がどっと押し寄せてきた上に、小さな波が次々と押し寄せ、息継ぎをするのもやっとみたいな状況でした。

荒れ狂う海にもまれ、いつもなら普通に届くはずのメールが迷惑メールフォルダーにまぎれていてしまったり。

どちらも、お仕事関係の大事なメール。
一つは、昨日公開したリーディングのお申し込みで、後数日気が付くのが遅れていたら、フォルダから削除されているところでした。(気がつけてよかったです)

一方、おうちの方では、上の子がインフルエンザ、下の子が頬を3針縫う怪我をして、あちこちの病院にお世話になり…と、非日常の日々が続いていて、普通に暮らせるということは、本当に幸せなことなのだなと、改めて思いました。

大きな波は、8月くらいまで影響をもたらしそうですが、小さな波の連続は、先週末でいったん落ち着き――28日の新月で一区切りとなったようです。

先週末の新月といえば、旧正月。新しいサイクルの始まりでした。
また、情熱や行動力を表す火星が始まりの部屋であるおひつじ座に移動したことも合わせて、「スタート」「新しい始まり」感が強い星回り。

しっかりとシートベルトを締め、不測の事態にも動じないように乗り切りたいです。

今日のタイトルを考えていたら、こんな歌に出会いました。

葦原(あしはら)の 瑞穂(みずほ)の国は 神(かむ)ながら 言挙(ことあ)げせぬ国
然(しか)れども 言挙げぞ我(あ)がする 言幸(ことさき)く ま幸(さき)くませと
つつみなく 幸(さき)くいまさば 荒磯波(ありそなみ) ありても見むと
百重波(ももえなみ) 千重波(ちえなみ)にしき 言挙げす 我は
言挙げす 我は
――柿本人麻呂『万葉集』巻第十三

そして、その反歌

磯城島(しきしま)の 大和の国は 言霊(ことだま)の 助くる国ぞ
ま幸(さき)くありこそ

…なんとなく、私へのメッセージっぽくて、もう――ほんと、他人事っぽい…(>上の人たち)


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