光と影


影とは、一方向からの光に対して生まれるもの。
光源が動かなければ
そして、その光源からの光が強ければ強いほど
影は濃くなっていく。
偏ったものの見方をしたまま強い光を求める者は
その反動によって現れる影も
濃いものだと知りなさい。
あなたの中に影を見つけたら
見ないように別の方へ視点を固定するのではなく
できるだけそこへ目を向けてあげなさい。
認めてあげるだけでいいのです。
影の方から光を当てれば、
その影はそこからなくなります。
しかし、最終的に求めるべきなのは
当てる光を強くすることでも
光を当てる位置を変えることでもなく
内側から輝くことです。



それなら、最初から、影などなかったほうがいいと思いますか?
影が生まれなければ
そこに何かがあるとは分からなかったでしょう。
影が生まれるからこそ
私たちは「そこに在る何か」を認めることができるのです。
影があるのは
そこにあなたがいる証。
影を認め、
その全体像が掴めてはじめて
内側から光る準備ができるのです。
内側から光り始めると
そこに光の柱が立ちます。
そして、今、ここにいる全ての人が、
光の柱を立てられる可能性を持っているのです。


2 comments on “光と影

  1. maki

    大丈夫ですよ♪
    みんな内側から輝けるんです!
    まずは、自分の中に、輝きの種を探してみましょうね。

  2. あける

    読んでいて今更気付かされました…
    影がなくなる方法ってあったのですね…自分から光る、内側から光る
    うーんなるほど…深いです
    私はこの間幼児期の自分の影を知らされたばかり
    内側から光ることが出来るのかまだ判りませんが、頑張ります!
    よい話をありがとうございます!