ヒプノ系セッションと「シフト」


先日、変化の時期にあって、ご自身の意識では変化したいと望んでいるのに、無意識の部分で変化に対する怖さがあっていらっしゃった方のセッションでした。
はじめに、「変化を怖いと思っている人格」部分を見ていただくと、諦めて動こうとしない黒い影とそれに重なるようにして無表情の女性の姿があったようです。
お話をお聞きしていくにつれて、
その原因が「自分は幸せになってはいけない」と深い部分で思われていることに気付かれました。
確認してみますと、
インナーチャイルドではなく、もっと深いところ、過去世でのセッションが有効なようでしたので、過去世退行を行うことにしました。
そこでいろいろと思いだしていただき、「自分は幸せになってはいけない」という思いの原因を探っていきます。
最後に、過去世の書き換えを行い、さらに、これからの人生で「幸せになってもよい」「幸せに向かっている」という気持ちを潜在意識にインプットして催眠を終了しました。
そして、最初に見ていただいた、「変化を怖いと思っている人格」部分を再度見ていただくと、無表情だった女性は、少し柔らかい表情になっているとのことでした。
ヒプノでのアプローチは、すぐに効くというものではないかもしれません。
しかし、その人にとって無理のないペースでのシフトが潜在意識下で行われます。
奇しくも、このセッションをさせていただいた日は7月22日ちょうど、日食をまたいでいました。
日食は、太陽と月のエネルギーが交差するときで、新月の強力版。
新月が始まりのときを表すならば、日食は、大きな「シフト」を意味しているのかも知れません。
そして。
この日来ていただいた方の、今の大きなテーマは「シフト」でした。
本当は、もう少し早い日程も空いていたのですが、お客様の都合で、この日になったのです。
やはり、本当に必要なものやタイミングって、自分自身の心の深いところでは分かっているのだなと思います。
22日に大きなシフトがなかったからといって、残念がる必要はありません。
この時期は、日食だけでなく、シフトのチャンスはいくらかあります。
たとえば、マヤ暦で見ると、23日は、260日のサイクルが終わって、KIN1から再びスタートするときですし、13の月の暦では、26日から新しい年の始まりです。
7月26日から始まる1年は、数秘で見ると、「充実」の年です。
マヤ歴でも、黄色(収穫)の年ですので、この一年は、これまでやってきたことの成果を感じることのできる年になるのかもしれません。