「そうだ、京都いこう」 旅行メモ2
この日は、実母も子供たちも一緒だったのでツイートする暇もなく、写真もほぼありません。
なので、今日は、あの旅行を振り返りながらまとめていきます。
京都二日目です。 (こちらの記事の続き)
この日は、5年ほど前に訪問した際に行ったことのメンテナンスというか、そんな感じでした。
元々、京都に行かなきゃいけないなーと思っていたのは、このことがあったからで。
その時は、前回やったことの意味など分からなかったのですが、なんとなく行った先、順番等から【扉】を作って開けてきたのかなーと思っていました。
五芒星って、「結界」とよく言われますが、私の中では、壁的なものではなく、どちらかというと「扉」です。
開けたり閉めたりできる、ゲート。
それを、あるものが通り抜けられるように開いてきたのが5年前だったのですが、新しい使い道というか、追加であるもの(たぶん龍)が通れるようにバージョンアップする必要ができ、ついでにメンテナンスを、との目的が、この旅行にはあったようです。(今思うと、どちらがメインなのかわかりませんが)
で、私の本来の役割みたいなものの一つに「橋渡し」というのがあったのですが、いろいろあって中身が変わってるので、元の役割(中身)を拾いに行ったのが一日目だったのだろうな、と今思うと、そんな気がしています。
ええ、怪しい妄想の世界ですが。
そのあと、少し京都を観光する時間ができました。
娘が水琴窟のあるところに行きたいといいましたので、グーグルで探しまして
で、見つけたのがここ。
リンク先のホームページ左上に葵のご紋がありますが、開祖が徳川家康とのこと。
実は、ここ、数週間前から気になってたお寺でした。
素敵なお庭があるところで、紅葉が美しいためか、ポスターもよく目にしていて。
今も、思い出すだけで第4チャクラが開きます。
(こちらの画像はHPから拝借しました)
山門をくぐり、石段を上がったところにある奔龍庭は、天空を自在に奔る龍を石組であらわした枯山水。(ここでも龍 ^^;)。
で、ご本尊が、千手観世音菩薩ということらしいのですが、偶然、私の守本尊でありました。
……いや、偶然では、ないですよね。
彼女が水琴窟の存在を知ったのが江の島だったのも、今になって思えば、偶然ではなかったのかもしれません。
京都に行く前に江の島に行くという伏線の裏には、龍だけでなくここにもあったのですね。
何の知識もなく訪れたお寺でしたが、本当に素敵な場所でした。
水琴窟のほかにも、十牛の庭という、「十牛図」を題材にして池泉回遊式庭園が有名だそうで、紅葉の季節にはまだ少し早かったのですが、本堂の書院から静かに庭を眺める人も結構いらっしゃいました。
お庭が真っ赤に染まるときには、たくさんの観光客でにぎわうのでしょう。
十牛図とは、一言でいうと、人間が悟りを得るまでの過程を十の行程に分けて書かれた絵です。
私の中では、「十牛図」=禅。お茶の世界でも先生から良くお話を伺いました。本堂の一角にも、小さなお茶室が設えてありました。
門をくぐる前からふんわりと漂ってくるお香の香りもまた、非日常のお茶の時間を思い出させ、心を静かに包んでくれます。
庭園にある池は、洛北で最も古い池と言われる栖龍池。ここでも龍が主張してきます。(…もう、わかりましたからって思ったら、なんだかお礼のつもりだったようで)
奥の竹林は、丸山応挙が良く訪れたのだとか。静謐な空間です。
ほんとに素敵な場所だったので、もっと写真撮ってくれば良かったなあ。と今になって思いますが、多分、また何年後かに訪れることになるのでしょう。