寿命


もしも、他人の寿命がわかったとしたら・・・

そういうの、もともと見る気がないからかもしれなけれど、もし何かの拍子にわかったとしても、私なら、その相手には何も、忠告として言わないと思う。(CALLさんと話していて、お互いの寿命の話になったことはあるけれど、それはただ単に、話のネタだ)

もちろん、それは「その時点では」という条件付きの話だし、ね。

そういう意味では、その時点で生活習慣を改めれば、その寿命はもっと伸びるのだから、だから、それを伝えて、相手に生活習慣を変えてほしい・・・と思うのも、仲のいい人に対してならなおさらそう思うのかもしれないけど。

「あなたの寿命は後○か月、よくても○年です。でも、××をやめれば、もっと生きられますよ」

こんな忠告って、「恐怖」をあおって、相手の行動を変えることにつながりはしないだろうか?

そして、それを、それを求めてきているクライアントさんにならとにかく(それも、どうかとは思うけどね)、仲のいい人に対して行うというのは・・・ちょっと人格を疑う。

ましてや、相手がスピリチュアルなカウンセラーをやってるのであれば、なおさら、相手に失礼だとは思わないのだろうか?

それとも、ちゃんとしたスピリチュアルな人は「死」はただの通過点でしかなく、必ず通るべき「死」を念頭に置いて「今を生きている」ので、「もうすぐ寿命が尽きる」と知って、じたばたあせったりしないと思うのは、わたしの幻想か?

それにしても、「恐怖」で人間の行動を操作するなんて、一昔前のやり方だと思うけど。

宇宙マスター系のセラピストさんのお話ですので、「マスター」にとってはこんなの普通の話なのかもしれないけれど、

私からしてみれば、

「ちょっと、それはどうなの???」

と思う。

「恐怖」や「不安」を取り除いてこそのスピリチュアルセラピストではないのかな?

・・・というのが私のスタンスなので。

やっぱり、かれらの、恐怖をあおったり、選民思想をくすぐったりというやり方には、とても疑問だらけです。