甘味料アスパルテーム


アスパルテーム(aspartame)とは、人工甘味料 の一つである。ショ糖 の100~200倍の甘味 を持つ。

フェニルアラニン のメチルエステル と、アスパラギン酸 とがペプチド結合 した構造を持つジペプチド のメチルエステルである。

(wikipedia)

メチルエステルとは、メチルアルコールと酸が結合して出来た物質。

メチルアルコールって、「飲むと、目がつぶれる」と遠い昔化学の時間に習いました。

この間のハーブのセミナーでもたまたまメチルアルコールの話が出たから、私の中ではホットな話題だったりします。

で、このアスパルテーム、この間旦那と話をしているときに、アスパルテームの話が出てきて

(その数日前に、アスパルテームの作用についてたまたま目にしていたのです)

旦那には、「なんか良くないんだよ!」とは言ったものの、

このときは、何がよくないのか、うまく説明できませんでした。

で、今日たまたまネットサーフやってて、アスパルテームに辿り着いちゃったので、

なんだかちょっと私の中で「アスパルテームブーム」みたいなのがやってきちゃったので、

ちょっと勉強しておくことにしました。

アスパルテームの何が悪いのかというと、

・神経毒として働く

・早産・ガンの可能性

・(カロリーがなくても)体重を増加させる

などがあるようです。

アスパルテームは重量にして10%ほどのメタノールを含有している。メタノールは木精とも言われ、体内でホルムアルデヒド→ギ酸と分解される。


中略



アスパルテームやネオテームが体重を増加させる理由のひとつは、フェニルアラニンとアスパラギン酸だ。このふたつのアミノ酸は、アスパルテームの90%を占め、インスリンとレプチンというホルモンの放出を急速に促進することで知られている。これらのホルモンは、満腹感と脂肪の蓄積に複雑に絡んでいる 。また、インスリンとレプチンは、新陳代謝を制御する主要なホルモンでもある。

 つまり、砂糖からカロリーを摂らなかったとしても、アスパルテームやネオテームによってインスリンやレプチンの値は上昇する。

 インスリン値やレプチン値の上昇は、ひいては肥満、糖尿病ほか、今日蔓延している多くの慢性病の要因となる。


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くわえて、フェニルアラニンの大量摂取は、やはり満腹感に関与するセロトニンなどの重要な神経伝達物質の生成を阻害する。セロトニンレベルが下がると、満腹感も減少し、食べすぎたり過食症を招くおそれがある

(さまよえるbitch アスパルテームはダイエッターの敵だった? )

日本でもダイエット飲料・チューイングガムなど約600品目に使用されています。なかでも、チューイングガムにいたっては、アスパルテームの全く入っていないガムをコンビニエンスストアで探すのは、至難の業です。ほとんどのキシリトールガムにもアスパルテームは混ぜて使用されています。

そして、現在この人工甘味料・アスパルテームは、世界120ヶ国で認可され、使用される食品・医薬品・ダイエット食品などは全世界で1万品目を超えるほど普及しています。


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この他にも、人工甘味料で、神経毒として人体への危険性が指摘されているものに、スクラロースやネオテーム(日本での商品名・ミラスィー)があります。

(thinker)

アスパルテームの危険性については、アメリカの食品医薬局(FDA)では、甘味料程度の仕様では、健常者なら分解されずに排出されると言っていますが…

米国食品医薬品局 (FDA) の審査では、経口摂取されたアスパルテームの大部分が分解も代謝も受けずに体外に排泄されるという結果が出ている。従って生理的熱量は極めて小さく、また調味料として普通に使う量では急性毒性や慢性毒性の問題が起こらないと解釈されている[要出典]。

一方、ヒトやサルの腸においてメタノール、アスパラギン酸、およびフェニルアラニンに代謝され、吸収された後に体内たんぱく質に併合されたり二酸化炭素として排出されることが報告されている[5][6]。メタノールは失明や致死などの人体への毒性が知られている。なおメタノールは果物、野菜、酒類に含まれる物質である。アスパルテームの代謝で摂取することになるメタノールはアスパルテームの重量の約10%である。一方アルコール飲料については、FDAが定めるメタノール含有基準値は体積比で0.1%であり、日本の食品衛生法でのメタノール含有基準値は1cm3 (1ml) 当たり1mg以下である。[要出典]アスパラギン酸はアスパラガスに多く含まれるアミノ酸であり、また一部のスポーツドリンクなどに配合されている。フェニルアラニンは食品に含まれる必須アミノ酸である。FDAは後年になってから[いつ?]「健常人ではアスパルテームにはアレルギー性はないが、フェニルケトン尿症患者では危険性があるかもしれない」という見解を示している[7]。これはフェニルアラニンが同患者に悪影響を与えるためである。

(wikipedia)

こういうことを知ってしまうと、それが本当であっても、やっぱり口にいれたくはないなあ、と思うのでした。

ちなみに、アスパルテームは、フェニルアラニン化合物の一種ということなんで、こちらも一緒にこれからチェックしようと思います。

余談ですが、トマトにもメタノールは含まれているようです。

しかし、トマトが有害ではないのは、一緒に含まれているリコピンがメタノールを解毒する作用をもっているからす。そして、その含有量は、自身のメタノールを処理しても十分に余るほどの量なのだとか。

植物自体が毒性とその毒の解毒作用両方を併せもっているのです。

ハーブでも、野菜でも、丸ごと摂るほうが良いと言われるのは、こういうことなのですね。

一方で、トレハロースはどうなのか?(と、旦那が突っ込んできたのでこれも調べてみました。)

トレハロースは2つのα-グルコースが1,1-グリコシド結合してできた二糖類である。高い保水力を持ち、食品や化粧品に使われる。抽出する方法が難しく高価なものだったが近年デンプンからの安価な大量生産技術が岡山県の企業林原によって確立され、さまざまな用途に用いられている。

C12H22O11(無水物)(wkikipdia)

ブドウ糖が二つくっついているから二糖類。

すごーくおおざっぱに言うと、ショ糖の仲間といってもいいかなー。

分解して吸収されるので、カロリーはちゃんとある。(砂糖と同じ4kcal/g)

だからと言って安全と言いきれるかどうかわかりませんが、少なくとも、今はアスパルテームよりは、安全なのかなー…という認識です。